――「私たちは何のためにこの仕事をしているのか」 
――「自分たちの価値はどこにあるのか」 

Purpose(存在意義):進化するモノづくりに、安心を届ける 

私たちの存在意義は、最先端のモノづくりに「信頼」という名の安定性を提供し続けることです。 
私たちが届ける「安心」とは、単なる品質維持にとどまらず、品質・納期・コストの安定性や環境配慮など、モノづくりのあらゆる面で「信じて任せられる」と感じていただくことです。私たちが支える基板実装の信頼性は、世界のデジタルインフラの信頼性を支える基盤となり、持続可能な社会の発展に貢献します。

Vision(目指す姿):信頼の基板実装ツールを、創造し続ける  

Visionは、Purposeを達成するために私たちが市場において確立すべき地位を示す、未来の「ありたい姿」です。 
変化の激しい時代においても、専門技術を磨き、協働しながら、品質・納期・コストすべての面で信頼されるツールを生み出し続けます。お客様が次世代の革新的な製品開発に専念できる環境を支え、未来のモノづくりを牽引する信頼できるパートナーであり続けます。 

Mission(使命・任務):卓越した専門技術集団として、進化し続ける 

Missionは、Visionを実現し続けるために日々私たちが果たすべき具体的な行動規範、すなわち「任務」です。 
お客様の課題と真摯に向き合い、“より良く応えたい”という現場の想いを原動力に、常に期待を超えるために挑み続けます。この一つひとつの積み重ねが私たちを卓越した技術集団へと育て、存在意義の達成を可能にするのです。  

Value(価値観):成長のサイクル  

成功の鍵は継続であり、継続には仕組が不可欠です。個人の自発的な学習に加え、お客様からの要望に応え続けることで得られる膨大な知見を、組織資産として戦略的に取り込み、知識や経験として蓄積していくことが、私たちの信頼の基盤となります。バリューは、この持続的な成長プロセスを「Mindset (姿勢)」と「Behavior (行動)」の二つの側面から定義しています。「姿勢」を土台とした「行動」は、以下の論理的な成長サイクルを構成します。 

Failure(失敗基準):学習への誓い 

私たちは、挑戦の結果として生じる失敗を否定的に扱うのではなく、組織の学習と進化を促す重要な資源と捉えています。
一方で、挑戦を避けたことによる停滞や、再発可能性の高い不健全な失敗は、組織の成長を妨げる重大なリスクです。

そのため当社では、失敗を個人能力の評価材料ではなく、科学的に原因を分析し再発防止につなげるための知識資産として位置づけるため、「失敗基準(Failure Standard)」を策定しています。

私たちは、この基準を“生きた指標”として運用し、常に卓越性を追求し続けます。