【新米営業女子2025年まとめ】振り返ってみたら気づけた、メタルマスクと実装品質のつながり

こんにちは😃(株)メイコーテクノ インサイドセール課の塚越です❗️
新米営業女子として活動を始め、気付けば半年が経ちました

戸惑うことも多かったですが、そのたびに現場やお客様から沢山のことを教えていただいたり

『コラム観たよ』とお声をかけてもらったり日々の励みになっています💕

今回3回目の投稿となり年末も近づき
新米営業女子としての半年の学びを振り返りながら、改めて見えてきたメタルマスクの役割やポイントをまとめてお届けします💡

1.メタルマスクの基本をあらためて理解する

営業になって最初に向き合ったテーマは「メタルマスクって何?🤔」という基本の部分でした。

メタルマスクは、表面実装で使われるはんだペースト印刷の品質を左右する重要なツール。
加工方式にはレーザー加工・エッチング加工・アディティブ方式などがあり、それぞれの特性に合わせて選ぶ必要があります💡

・微細パターンに強いもの
・開口エッジがきれいに出るもの
・コスト・納期に適したもの

CAM編集をしていた時の知識に現場の知見が加わったことで
印刷品質との因果関係が以前より鮮明に理解できるようになりました!

2.壁面処理の重要性を実感

この1年で特に印象に残ったのは「壁面処理」です💡

メタルマスクをレーザー加工しただけでは、開口部の壁面に微小な段差や粗さが残ります。
そのままだと、はんだペーストの“抜け性”や“印刷の安定性”に影響が出ることを現場で実感しました。

☆壁面処理で改善できるポイント
・はんだペーストの抜け性
・印刷量の安定
・微細開口での形状再現
・ペーストの付着低減
・洗浄性向上

☆代表的な壁面処理

・SF処理、UF処理:壁面の凸部分をなめらかにする
・Gravity 8:開口を「八」の形にすることで、はんだのバラつき抑制、かつ微細部品への抜け性向上
・Rotus Zero:耐久性の高い撥水・撥油膜でペーストの付着を防ぐ

「ただの加工オプション」だと思っていた壁面処理が実は印刷品質を大きく左右する重要な工程だと実感しました💖

3.現場での学びと営業視点

・開口形状の意図
・はんだペースト量や流れ方
・実装ラインのクセや作業環境

これらを理解していることで、
お客様との会話もスムーズになり、様々な角度からのご提案をすることができました!

また、お客様より印刷不良の相談がある度にCAM時代の経験もとても役に立つと改めて実感しました😊

4.つくる側から伝える側へ

CAM時代は「正しくつくる(編集)すること」が私の役割でした。
営業になって初めて気づいたのは、
「つくるだけではなく、お客様の現場でどう役立つかを考えることが大切」ということ✨

図面だけを見ていた頃には気づけなかった開口形状の狙いや壁面処理の役割、実装ラインのクセなど…
工程全体を理解すると、メタルマスクが実装品質を大きく左右する大切な役割だと気づけました✨

5.おわりに

まだまだ分からない事が沢山ありますが
来年も『できること』を一つずつ増やし、皆さまのお役に立てる営業になれるよう努めてまいります‼️

また、年内に山口のまとめコラムも配信予定ですので楽しみにしていてくださいね✨

引き続き、宜しくお願い致します🌸

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